先日、JABCのアロマ講師神谷先生と一緒に、
小児タッチケアのボランティアの講座をしに行ってきました。
ダウン症の子から、四肢障害があるお子さんまで、様々なお子さんがいる中での講座でした。
いつも赤ちゃんへのベビーマッサージのクラスは行っていますが、
私は小児タッチクラスは初めてだったので行く前は、
ドキドキ、緊張でしたが、かわいい子供たちに会って、そんな心配はどこかへ吹き飛んでしまいました。
神谷先生のリードで背中からマッサージをスタート。
(背中は敏感に感じる部分が一番少ない部分なので、
障害のあるお子さんなどには背中から行うことが多い)
自閉症のお子さんなどはじっとしていられないといわれていたのですが、
始めてみるとみんなとても気持ちよさそうに、
ほとんどの子が、背中のマッサージを素直に受け入れてくれていました。
時間がたつにつれてすこし動き始めましたが、
ほとんど全身みんな気持ちよさそうにマッサージを受けてました。
ここで感じたのはやっぱり感じて触れること、
愛をもって相手に触れていくことの大切さを再確認しました。
毎日当たり前に触れていること
でもいとおしさを持って感じること
見えてくる世界が違うと思います。
最初の導入でお歌遊び(きゅうりができた)と取り入れたのですが、
ママたちが楽しそうに笑顔で歌いながら子供に触れてとき、
その日一番の子供たちの笑顔が見られたと思います。
もちろんそれなりに手技や流れも大切ですが、
触れることで感じ取りあう愛情や安心はとても大きなものだと感じました。
言葉でのコミュニケーションが難しい分、
障害があるお子さんは全身で感情を表現し五感つかって相手の感覚を感じます。
触れる方も触れられる方も今ある“ここにあるカラダ”を感じて向き合うことで、
その内側にある感情や感性を受け取りあえるのだと思います。
でもやはり、障害のあるお子さんの育児は大変なもの。
終了後の質問タイムではママたちの体の不調の質問がたくさんあり、
時々レッスンで取り入れる肩こり改善と首の疲れのセルフケアを伝授しました。
毎日育児に追われて、どうしてもおろそかにしがちなママたちの体。
でもママが快適で元気であってこそ赤ちゃんや子供は安心して過ごせるのだと思うと、
ママたちのケア講座もしたいなぁと思ったのでした。